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府中に大型商業施設、2029年開業へ
三井不動産・SMFLみらいが運営

三友新聞 2024年11月7日号 より]

三井不動産(植田俊社長)とSMFLみらいパートナーズ(上田明社長)は、東京都府中市に大型商業施設を建設する「(仮称)府中市朝日町商業施設計画」について土地受益権売買契約を締結した。完成後の施設運営で2社が連携する。2027年着工、2029年春開業予定。

計画地は西武鉄道多摩川線多磨駅から徒歩2分に位置し、北側に東京都道14号新宿国立線(東八道路)、南側に国道20号線(甲州街道)が通るなど交通利便性に優れる。

敷地面積4万m²の土地に、地上5階建て・延床面積約11万7,000m²の商業施設を建てる計画で、今後、三井不動産が2027年秋に予定する着工に向け、開発準備に着手する。建物の竣工後にSMFLみらいパートナーズが土地・建物の一部を三井不動産から取得し、2社による施設の保有・運営を行う。施設の開業は2029年春を見込む。

施設は物販・サービス・飲食機能を集積し、スポーツ・エンターテインメントの要素も取り入れた大型商業施設とすることで、周辺地域の社会・経済活動の活性化と地域住民の生活利便性の向上に寄与することを目指す。

SMFLみらいパートナーズは三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長)の戦略子会社で、不動産関連や再生可能エネルギー関連の事業を手掛けるほか、共同事業にも積極的に取り組んでいる。

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