これまでの歩み
1960年代
1961年(昭和36年) |
三井広報委員会の前身である「三広会」発足、三井グループの広報活動を共同でおこなうようになる。 三井物産が提供していたテレビ番組「兼高かおる 世界の旅」が三広会の提供となる。女性ジャーナリストの兼高さんが旅をしながら世界各地を紹介するもの。63年から10年間、番組内で「三井クイズ」を行い、当選者39名を香港やパリに招待。人気教養番組として注目を集める。 |
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1969年(昭和44年) |
ロサンゼルス上空に日本語の文字「三井グループ」を描き出したコマーシャルが、「日本民間放送連盟年間表彰・テレビコマーシャルの部」で金賞受賞。 |
1970年代
1970年(昭和45年) |
三井物産が三井グループのPR誌「三井グラフ」を創刊。創刊号の特集は、同年開催された「日本万国博覧会」。 |
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1972年(昭和47年) |
三広会を発展的に解消し、「三井広報委員会」発足。 「兼高かおる 世界の旅」の提供も三井広報委員会となる。三井グループといえば「兼高かおる 世界の旅」といわれるほど人々に親しまれ、三井グループのイメージアップに貢献した。 三井物産スポーツ用品販売がプロ野球セ・パ両リーグに申し入れていた「ダイヤモンドグラブ賞」の制定が承認され、この年のシーズンから実施された。現在の「三井ゴールデン・グラブ賞」である。 |
1977年(昭和52年) |
「兼高かおる 世界の旅」の提供を終了し、新たにクイズ番組「世界をあなたに」を提供。 |
1978年(昭和53年) |
「世界をあなたに」に替わり、世界各国の経済、文化、芸術などを紹介しながら、日本との関係をテーマにした教養番組「世界にかける橋」の提供開始、1982年まで続ける。80年からは、番組中に鳥飼玖美子さんの「ワンポイント英語コーナー」を設けて好評を博す。 夏休みに、神奈川県の「相模湖ピクニックランド」と福岡県の「三井グリーンランド」で、子どもたちに虫かご2万個をプレゼント。 |
1980年代
1980年(昭和55年) |
三井物産より「三井グラフ」の企画・編集・発行を引き継ぐ(42号より)。 |
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1981年(昭和56年) |
360度パノラマ展望が楽しめる東京・霞が関ビルの36階に、三井グループの活動をパネルや写真で紹介する「三井スカイプロムナード」をオープン。連日500人近い入場者でにぎわう(1990年公開終了)。 |
1983年(昭和58年) |
全国各地で日本を代表する知性との出会いを提供しようと、各界の第一線で活躍中の多彩な講師陣をそろえたシンポジウム形式の文化活動「三井シンポジア・トゥモロウ」をスタート。月1回のペースで開催。98年までに370ヵ所で開催し、それまでこうした出会いの機会の少なかった地方の人たちに大いに歓迎される。 日本の現代文化を海外に紹介し、国際間の相互理解を深めることを目的とした国際文化交流事業「クロースアップ・オブ・ジャパン」の第1回をサンフランシスコで開催。日本の“生の文化”を紹介する民間初の文化交流活動として、国内外で注目を集める。最後の開催となった98年のモスクワまでには、ロンドン、ニューヨーク、パリ、シドニー、バンコク、リオ・デ・ジャネイロ、ニューデリーなど、世界18都市で開催し、現代日本文化を通してのコミュニケーションの輪は世界へ大きく広がった。 |
1985年(昭和60年) |
ロンドンで開催された「第2回クロースアップ・オブ・ジャパン」には当時皇太子の浩宮殿下(今上天皇)が来場されるなど、皇室の方々や各国の重鎮も来場された。 |
1986年(昭和61年) |
三井広報委員会が従来の「ダイヤモンドグラブ賞」の提供を引き継ぎ、「三井ゴールデン・グラブ賞」と名称を改め、新たなスタートを切る。 |
1988年(昭和63年) |
世界各国の代表的な現代演劇人やグループなどを招いて、生のステージを紹介する「三井フェスティバル東京」をスタートさせ、1996年まで隔年で計5回開催。演劇をはじめ、ダンス、パントマイムなど日本で初めて紹介されたプログラムも多く、観客に新鮮な感動を与える。 |
1989年(昭和64年) |
成城大学、青山学院大学、学習院大学などの学園祭における街の清掃活動「CAMPUS SWEEPER 学園キャラバン隊」を応援。大学周辺の商店街などを清掃するというもので、地元の人々からも好評を得る。 |
1990年代
1992年(平成4年) |
三井広報委員会発足20周年を記念して「山下洋輔ピアノコンサート」を開催。 |
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1995年(平成7年) |
「三井グラフ」100号記念号を発行(創刊25周年)。その後2005年141号をもって休刊。 |
1998年(平成10年) |
「三井シンポジア・トゥモロウ」の特別企画「誰でもわかるオペラ入門」を東京で開催。 「クロースアップ・オブ・ジャパン」や「三井フェスティバル東京」などの文化活動が国際交流に果たした貢献度が評価され、外務大臣表彰を受ける。 「クロースアップ・オブ・ジャパン」「三井シンポジア・トゥモロウ」などの文化事業を見直し、新たな文化支援活動「三井コラボレーション」をスタート。国内第1弾は沖縄県那覇市でりんけんバンドとの共演による「国府弘子サウンドスケッチ in ジャパン」。 |
1999年(平成11年) |
「三井コラボレーション」海外第1弾は1999日中文化友好年事業の一環として、日本側の主役に和泉元彌氏を起用した楽曲劇「天人」を北京で開催。 社会貢献活動の一環として、障がいのある方々が働く小規模共同作業所で作られた商品を販売する「ふれあいマーケット」の1回目を「三井コラボレーション」の会場(札幌)で開催。 |
2000年代
2000年(平成12年) |
日蘭交流400周年を記念して「三井コラボレーション」の海外第2弾「安倍圭子マリンバコンサート」と、CGアーティスト・原田大三郎氏とテクノミュージシャン・スピーディJ氏のコラボレーションライブをオランダで開催。 coba氏プロデュースの「三井コラボレーション『光と音のページェント。天使は空から降ってくる。』」を福岡で開催。 |
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2001年(平成13年) |
「三井コラボレーション『リーディングドラマ"天国の本屋"』」(出演:山本耕史、赤坂七恵、黒沼弘己)を開催。以降も各地で再演を重ねる。 芝居と音楽を融合した「三井コラボレーション『ドラマコンサート"ミッシング・ピース"』」(出演:緒川たまき、市川右近、武田真治)を東京で上演。 イギリスにおける日本年JAPAN2001の公式行事として、「三井コラボレーション」の海外第3弾「仮面舞踏劇『天照』」、「ジミー大西×ジェーン・パッカー エキシビション『Energy of Nature』」をロンドンで開催。 |
2002年(平成14年) |
「ジミー大西展『Energy of Nature』」を恵比寿ガーデンプレイス、京都駅コンコースにて開催。その後、2004年5月まで全国通算13ヵ所で開催される「ジミー大西絵画展『世界を巡る絵筆の冒険』」に特別協賛(主催:朝日新聞社)。 |
2003年(平成15年) |
文化・教育・福祉の支援プログラムとして全国各地にクラシックの演奏家を派遣する「ふれあいトリオ」をスタート。2008年までに、北海道根室から鹿児島県沖永良部島まで、全国各地で約250公演を行う。 |
2004年(平成16年) |
映画「天国の本屋~恋火~」(配給:松竹 主演:竹内結子 玉山鉄二)の日本語字幕版制作に協賛。一部の上映館で字幕版を上映。また、一般公開に先立ち、字幕版+音声ガイド付き上映による「バリアフリー試写会」を開催。 |
2008年(平成20年) |
三井グループおよびグループ各社の「人」に焦点を当てた社会貢献活動やさまざまな取り組みを総称したPR「三井ヒューマンプロジェクト」をスタート。 |
2009年(平成21年) |
三井グループ社員の相互理解を深めるグループ・コミュニケーション誌「MITSUI Field」を創刊。 三井の事業精神や先見性、創造性をグループ各社に改めて知っていただくことを目的に、DVD「三井のこころ」を制作。 |
2010年代
2010年(平成22年) |
三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した元プロ野球選手を講師とする指導者向け野球教室「三井ゴールデン・グラブ野球教室」をスタート。 |
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2011年(平成23年) |
「三井ゴールデン・グラブ賞」40周年を迎える。表彰式にはセ・パ両リーグの歴代最多受賞者である山本浩二氏、福本豊氏の両名にもプレゼンターとしてお越しいただく。40周年の記念としてBSフジ特別番組「第40回三井ゴールデン・グラブ賞~球史を飾った名手たち~」、記念誌「三井ゴールデン・グラブ賞40年の軌跡」を制作。 |
2012年(平成24年) |
「三井広報委員会」創立40周年を迎える。40年のあゆみを振り返る記念誌「三井広報委員会40年史」を制作。 |
2013年(平成25年) |
東日本大震災で被災した子どもたちへの教育支援を行う「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン」の活動に賛同し、寄付を実施。 |
2014年(平成26年) |
9月、特別ゲストに王貞治氏を迎え、第10回三井ゴールデン・グラブ野球教室を福岡にて開催。 |
2015年(平成27年) |
9月、日本の伝統文化において「伝統×イノベーション」を実現している担い手を表彰する「三井ゴールデン匠賞」を創設。第1回の募集を開始する。 |