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ダウンロード数国内1位の登山アプリに出資
三井住友信託銀行がヤマップヘ

三友新聞 2024年6月13日号 より]

三井住友信託銀行(大山一也社長)は登山アプリを手掛ける「ヤマップ」の資金調達の一部を引き受けた。出資額は非公表。登山アプリ「YAMAP」はダウンロード数430万件超を誇る国内1位の登山アプリで、電波が届かない山の中でもスマートフォンで現在地がわかり、ユーザー同士で山の記録をシェアできるSNS機能も備える。

ヤマップは今回、14社から約20億円を集めた。調達資金は新たに立ち上げる登山保険などに充てる。加入者のデータに応じて保険料を設定するテレマティクス保険として売り出す。山、登山計画、ルートなどの行動データと保険を紐づけて経験や準備に基づいた適切なプランを提供する。

ヤマップは事業を通じて森林保全、植樹、登山道整備や地方公共団体と連携した山岳救助支援にも取り組んでおり、三井住友信託銀行は社会課題の解決を促進するインパクトエクイティ投資に位置付ける。

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