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三越がフィリピンに初出店
「MITSUKOSHI BGC」11月18日先行開業

三友新聞 2022年11月10日号 より]

三越伊勢丹ホールディングス(細谷敏幸社長)はフィリピン・マニラに初出店する。11月18日に約120店舗からなる「三越BGC」を先行オープンさせる。来春の全面開業を目指す。

野村不動産とフィリピン不動産大手のフェデラルランドが推進する大規模複合開発に商業施設として加わる。春夏秋冬の四季をそれぞれ冠した地上約50階・4棟の高層住宅「ザ・シーズンズレジデンス」(約1,400戸)の低層部・地下1階から地上3階の4フロアに出店する。延床面積は2万8,000m²。陸軍用地跡を活用しているマニラ新興開発地域のボニファシア・グローバルシティ(BGC)に位置し、周辺にはホテル、オフィス、学校、病院などが集積。2025年以降には地下鉄駅の開業も予定されている。

三越BGCの外観イメージ

三越BGCでは日本ブランドを多く取り揃え、生鮮食品や化粧品、生活雑貨などを販売する。日本からの輸入食料品は1,000種類以上を取り扱う。紀伊国屋書店やカレー専門店の「カレーハウスCoCo壱番屋」、つけ麺専門店の「三ツ矢堂製麺」など日系店舗も出店する。

食料品フロアでも日本ブランドを取り揃える

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