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インドネシア初の地下鉄第2期工事受注
三井住友建設が第1期に続き

三友新聞 2021年5月20日号 より]

三井住友建設(近藤重敏社長)は、インドネシアでジャカルタ高速鉄道建設工事(第2期)CP203工区を受注、4月20日に契約調印をジャカルタ首都特別州で行った。

ジャカルタで行われた調印式の様子

インドネシア初の地下鉄の第2期工事で、第1期工事に続く受注となった。同工区はマンガブサール駅からコタトゥア地区までのトンネル工事で、工事延長は1,336m。旧市街地で歴史的建造物に囲まれる第2期工事北端のコタ駅とグロドック駅の建設も含まれる。

ジャカルタ高速鉄道第2期建設工事の位置図

発注者はジャカルタ高速鉄道で、三井住友建設と現地建設会社のフタマカリヤ社との共同企業体(JV)が設計施工と、関連する土木・建築・設備一式工事を行う。駅長240mのグロドック駅、同406mのコタ駅、仕上がり内径6.05m、延長677mのシールドトンネル2本(上下線)の建設を含む。

請負金額は約334億円(JV総額)。工期は2021年9月から2026年12月までの63カ月間を計画する。

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