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SMFLが「ポセイドン原則」参画
リース業界で世界初、海運の脱炭素化推進

三友新聞 2021年2月4日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)は、海運業界の脱炭素化を金融機関として推進するために設立された「ポセイドン原則」に、リース会社として世界で初めて参画した。

ポセイドン原則は、国際海事機関(IMO)が2018年に採択した国際海運から排出される温室効果ガスの中長期削減目標を踏まえ、海運業界の気候変動リスクへの取り組みに対して金融面から貢献することを目的に、2019年に欧米の11金融機関により設立されたもの。現在、欧州を中心に20金融機関が参画している。

署名した金融機関は、ファイナンス対象の船舶について毎年CO₂排出量削減努力の達成度を評価し、船舶ファイナンスポートフォリオ全体のCO₂排出量削減寄与度を算出し公表する。SMFLは2021年度から公表する予定。

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