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「空飛ぶクルマ」スタートアップに出資参画
三井住友ファイナンス&リースが実用化支援

三友新聞 2020年10月8日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)は、SkyDriveの第三者割当増資を引き受け、出資参画した。

SkyDriveは、「空飛ぶクルマ」と通称される「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」の開発、設計、製造、販売を手掛けるスタートアップ。空飛ぶクルマは電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸を特徴とする有人航空機で、既存の航空機に比べて製造や運行コストを大幅に抑制し、飛行や離着陸の騒音も大きく低減できる。また離着陸に大きなスペースが不要であり、新たなモビリティとしてタクシーや離島・山間部での移動、災害時の救急搬送などへの活用が期待されている。

SkyDriveは国内では他社に先駆け試作機を制作し、既に有人飛行試験も実施。2023年の実用化及び販売を目指している。また空飛ぶクルマのほか、重量物に特化した産業ドローン「カーゴドローン」の開発も手掛ける。今般の第三者割当増資では、SMFLなど10社から総額39億円を調達した。

SkyDriveが開発する「空飛ぶクルマ」

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