会員会社ニュース

三井倉庫系とINTLOOPが業務提携
サプライチェーン最適化など物流DXを支援

三友新聞 2020年8月27日号 より]

三井倉庫ホールディングス(古賀博文社長)傘下で、製造業などを対象とした物流プランの提案を手掛ける三井倉庫サプライチェーンソリューション(関取高行社長、MSCS)は、企業の生産性向上支援を事業とするINTLOOPと業務提携を結んだ。共同で、物流分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関するコンサルティングを行う。

MSCSの物流・サプライチェーンにおける知見と、INTLOOPのデジタル技術を活用した経営改革ノウハウを組み合わせ、コロナ後の新常態に合わせたEコマースサイトの構築や、物流・サプライチェーンの最適化に向けた支援を行う。

今回の業務提携では、特にECサイトの整備やデジタル技術の活用があまり進められていない売上規模100億〜1,000億円程度の企業を対象とする。生産から販売までのフローを最適化し、コスト削減やオペレーションの簡素化・効率化を進め、新事業の創出や事業構造の転換を推進する考え。

MSCSは顧客にあわせた最適なサプライチェーンを構築し、在庫圧縮やキャッシュフロー改善による健全な企業経営に貢献するとしている。

他の記事も読む