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JR田町駅東口「msb Tamachi」が全体竣工
三井不動産など3社による再開発

三友新聞 2020年8月27日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)、三菱地所、東京ガスの3社はこのほど、東京・芝浦で推進しているJR田町駅直結の街づくり計画「msb Tamachi」(ムスブ田町)を全体竣工させた。

田町駅東口に隣接する東京ガスの所有地約2万8,000m²を再開発した。建物は「田町ステーションタワー」のS棟、N棟とホテル棟の3棟。S棟・ホテル棟は2018年に先行開業しており、今夏のN棟完成で全体竣工を迎えた。

S棟は地上31階、延床面積13万6,000m²、施工は大成建設。N棟は地上36階、延床面積15万2,000m²、施工は清水建設。2棟ともオフィスは満床で稼働した。ホテル棟は地上9階、延床面積1万3,000m²。仏高級ホテルブランド・プルマンが日本1号店の「プルマン東京田町」を開業させた。

商業施設は田町・芝浦地域で最大級の全36店舗。2018年に開業したS棟の21店舗に続き、N棟の15店舗が9月1日にオープンする。N棟にはレストラン「むさしの森ディナー」や肉バル「大衆肉酒場ゼニバ」、讃岐うどん&骨付き鶏「こびんちょ」などの新業態を誘致した。

また、N棟内には東京ガスが「スマートエネルギーセンター」を設置。ガス発電設備を核として、街区内に熱・電気などのエネルギーを効率的に供給する。

msb Tamachi外観

msb Tamachi

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