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工場の屋根を賃借し太陽光発電設備を運営
JA三井リース、収入で途上国電化を支援

三友新聞 2020年6月25日号 より]

JA三井リース(古谷周三社長)は、一般社団法人GOOD ON ROOFS(GOR)と共同でGOOD ON ROOFSエナジーを設立し、太陽光発電の自家消費サービスを提供開始した。

GORエナジーは、国内企業を対象に、工場や倉庫などの屋根を賃借して太陽光発電設備を設置・運営し、発電した電力を屋根主に売電するサービスを提供する。屋根主は初期投資不要で、リーズナブルに再生可能エネルギーを利用できるようになる。

GORは、発展途上国における電気の普及率向上を目指し、アフリカなどで電化支援を行うプロジェクトを推進している。GORエナジーの事業から得た収入で途上国への太陽光パネル設置を支援し、アフリカなどの未電化地域の学校を電化、発展途上国の生活水準や教育水準の向上を図る。

JA三井リースはプロジェクトの将来性と社会的意義に賛同。共同でGORエナジーを設立し、顧客の開拓や発電設備のリース、プロジェクトに対するサポートなど実務全般を担う。

GORプロジェクトでは、2025年までに300MWの契約を目標とする。JA三井リースは新会社の設立に加え、GORに寄付を行い電化をサポートするほか、PCや机・椅子などリースアップ品の現物寄付も検討している。

屋根を賃借して設置する太陽光発電設備

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