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「Otemachi One Avenue」が開業
三井物産・三井不動産が手掛ける商業施設

三友新聞 2020年6月25日号 より]

三井物産(安永竜夫社長)と三井不動産(菰田正信社長)による東京・大手町の大規模複合開発「Otemachi One」の商業施設「Otemachi One Avenue」が6月17日に一部開業した。新型コロナウイルスの影響を受けて予定より約1カ月遅れとなり、29店舗中、まず19店舗が先行オープン。残りの店舗も今夏までに順次開業を進める。

大手町の新たなランドマーク「Otemachi One」

商業施設は低層部で接続された「三井物産ビル」と「Otemachi Oneタワー」の2棟の地上1階から地下2階までの3フロアにオープン。地下2階には人形町で人気を誇る和食の「田酔」が大手町に初出店。ランチに名物の「銀しゃり定食」、ディナーには日本酒を楽しめる「田酔八寸」や「刺身盛り合わせ」を提供する。

地下1階で軒を連ねる3店舗は天丼の「金子半之助」、ラーメンの「田中そば」、つけ麺・ラーメンの「つじ田」。地上1階には三井物産も出資するイタリアの老舗スイーツとして知られる「Venchi(ヴェンキ)」とテイクアウト専門のコーヒーショップ「堀口珈琲」がオープンした。

地下の飲食街は開放感のある吹き抜けに

商業施設以外にも、「Otemachi One」には、「大手町三井ホール」や「大手町三井カンファレンス」などビジネスをサポートする各種施設が充実。皇居の緑を一望できる大手町三井ホールは最大900名の収容が可能。大小8つのカンファレンスは最大で約300m²の広さを利用できる。

「Otemachi Oneタワー」の高層には「フォーシーズンズホテル東京大手町」(193室)が晩夏に開業する予定。緑地広場「Otemachi Oneガーデン」は2022年に開く。

窓の外に皇居の森を望む「大手町三井ホール」

Otemachi One

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