会員会社ニュース

新宿三井ビルで「ストII」大会開催
三井不動産が初のeスポーツ企業対抗戦

三友新聞 2020年1月30日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)とカプコンは1月22日から2日間、三井不動産のビルに入居するテナント企業を対象に、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」の企業対抗戦を新宿三井ビルで初開催した。

大会は1社3名編成のチーム戦で、30社が参戦。1番手と2番手は往年の名作「ストリートファイターIIダッシュターボ」で戦い、3番手は最新作「ストリートファイターV」で対戦した。三井系からは三井不動産、三井不動産ファシリティーズ、三井デザインテックが参戦したが、いずれも予選で敗退した。

試合前には名刺交換で挨拶

23日の決勝トーナメントでは、試合に合わせた実況とプロゲーマーのマゴさんによる解説も行われ、予選を勝ち抜いた8社が熱戦を展開した。決勝では、揃いのユニフォームで気合十分のNTT東日本が東京ガスを倒して優勝。相手のジャンプ攻撃をひたすら待って迎撃する「待ちガイル」戦法で完勝するなど、高い実力を披露した。

決勝ではNTT東日本(右)が東京ガスを下した

決勝後には「プレイステーション」を手掛けるソニーとカプコンのエキシビジョンマッチが開催され、ソニーに勝利したカプコンの代表者はマゴさんと対戦。善戦するも、マゴさんが要所で大技を叩き込み、プロの実力を見せつけて勝利した。

大会は立ち見が出るほどの注目を集め、三井ビル初の企業対抗eスポーツ大会は盛況のうちに幕を閉じた。

熱戦に沸いた会場

他の記事も読む