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展覧会「三井家のおひなさま」開催
三井記念美術館で2月8日から

三友新聞 2020年1月30日号 より]

三井記念美術館は恒例の展覧会「三井家のおひなさま」を2月8日から開催する。三井家に伝わる雛人形・雛道具を一堂に展観するほか、特別展示では丸みを帯びたかわいらしい「御所人形」も紹介し、桃の節句を華やかに彩る。4月5日まで。 

前田家や松平家など、名家出身の三井家夫人の雛道具には江戸時代から伝来し、嫁入り道具として持参したものが多くあり、日本橋の名工・永徳斎や京都の丸平大木人形店・大木平藏が手掛けた名品の数々を鑑賞できる。三井総領家からは10代当主・高棟夫人の苞子、11代当主・高公夫人の鋹子、高公の長女・浅野久子さんの3代にわたる雛人形が勢揃い。美術館では浅野さんの協力の下、「三井家のおひなさま」を忠実に再現している。

さらに特別展示では江戸時代に流行した「御所人形」の名作を展示。ぽっちゃりとした愛らしい子ども姿の人形は出産や初節句の贈り物として親しまれた。入館料は一般1,000円、大学・高校生500円、中学生以下無料。

三井記念美術館

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