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東京モーターショー、11月4日まで開催
三井系各社がモビリティ関連製品をPR

三友新聞 2019年10月31日号 より]

自動車の祭典・東京モーターショーが10月24日に開幕し、三井系各社がモビリティ関連製品を出展している。会期は11月4日まで。

新車展示が一切なかったトヨタ自動車(豊田章男社長)ブースでは、ロボットが来場者をお出迎え。ヘルスチェックができるクルマや未来の街を駆け巡る「魔法の箒」、一人乗りモビリティ、自律走行配達ロボットなど、未来の街のモビリティを表現した。

トヨタブースのロボット

東レ(日覺昭廣社長)は新素材の「しなやかなタフポリマー」を活用したコンセプトカー「ItoP」を出展。フレーム、ボディ、サスペンション、ホイール、窓などあらゆる箇所に新素材を用い、「オール樹脂化」を目指した。

東レの「ItoP」

三井住友海上(原典之社長)は大規模自然災害に遭遇したときに安心・安全な行動をとれるようサポートするスマホアプリ「スマ保災害時ナビ」を紹介した。

王子ホールディングス(加来正年社長)は、トヨタ自動車東日本が展示している「セルロースナノファイバー(CNF)を複合した樹脂ガラス」に技術提供。

住友ゴム工業が新発売する高性能タイヤには日本製紙(野沢徹社長)のCNF「セレンピア」が採用された。タイヤに採用されるのは世界初で、環境性能を高めている。

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