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EUの廃プラリサイクル事業に参加
日本製鋼所が技術提供

三友新聞 2019年1月31日号 より]

日本製鋼所(宮内直孝社長)の欧州子会社・JSWヨーロッパは、EUが主導するPMMA(ポリメチルメタクリレート)廃棄物のリサイクル工程開発プロジェクト「MMAtwo(マトゥー)コンソーシアム」に参加する。

PMMAは高い透明性と耐衝撃性を併せ持つプラスチックの一種で、自動車のランプ用レンズ、食卓容器、コンタクトレンズなどに使用されている。現在、EU内でリサイクルされるPMMAは10%程度で、一度製品化されたものはほとんどが埋め立て、または焼却されている。

MMAtwoでは、PMMAの使用済み廃棄物を分解する新たなリサイクル工程を開発し、2022年に最初の商業設備建設を目指す。JSWヨーロッパは、同プロジェクトにおける二軸押出機を活用した根幹技術の提供を担う。

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