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三井住友海上がデジタル分野の協業加速
ヤフーなどとインシュアテック推進

三友新聞 2019年1月31日号 より]

三井住友海上(原典之社長)が、デジタル領域での社外連携を加速させている。インシュアランス(保険)とテクノロジー(技術)を組み合わせた造語「インシュアテック」推進が目的。

ヤフーとは「インシュアテック推進に関する合意」を結んだ。ヤフーショッピングなどの商品購入画面上で、保険サイトに遷移することなく必要な保障が得られるサービスなどを開発する。AIの活用などにより提案内容の個人最適化を進め、2019年度内のサービス創出を目指す。

ドイツのインシュアテック企業「エレメントインシュアランスAG」とはサービス向上を目的とした業務提携を締結。エレメント社は保険の申込みから支払いまでの全過程でICTを活用し、ビッグデータ分析など最新技術の活用による独自性の高い保険商品を開発してきた。三井住友海上は同社のノウハウを取り入れ、保険金支払判断の迅速化や保険金支払の自動化、書類のデジタル化などを進める方針。

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