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水戸・浜松で蓄電所事業に参画
JA三井リースが関電、スパークスと
[三友新聞 2025年10月23日号 より]
JA三井リース(新分敬人社長)は、関西電力、スパークス・グループと茨城県水戸市、静岡県浜松市で蓄電所事業に参画する。
水戸蓄電所は定格出力50MW、定格容量175.5MWh、2029年6月の商用運転開始を目指す。浜松蓄電所は定格出力30MW、定格容量110.3MWh、2028年6月の商用運転開始を目指す。
JA三井リースは出資のほか、蓄電所の開発やファイナンス関連に関する知見を提供。スパークス系のSGETが蓄電所の開発や資金調達、蓄電所事業の運営などの支援を担い、容量市場、卸電力取引市場、需給調整市場を活用した事業運営を図る。関電は蓄電所事業向けワンストップソリューションサービスから「劣化診断・運用支援サービス」「電力市場運用サービス」を提供する。
JA三井リースでは、今年3月に北海道札幌市での蓄電所事業に参画するなど、これまで多数の再エネや蓄電所事業に取り組んでいる。