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機器リース事業をグローバル展開
SMFLが独CHGと業務提携

三友新聞 2023年12月14日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)は、連結子会社のSMFLレンタル(原田浩次社長)、世界有数のオペレーティング・リース会社である独CHG-MERIDIAN AGと業務提携契約を結んだ。IT機器・産業機械・医療機器を対象としたオペレーティング・リース事業のグローバル展開を図る。

提携により、両社グループは日本とシンガポールで、IT機器・マテリアルハンドリング機器などの産業機械・医療機器を対象にライフサイクルマネジメント(LCM)のノウハウを生かして物件の再活用を見据えたオペレーティング・リース事業を展開する。SMFLグループが持つ財務基盤と信用力、日本・アジア地域における事業基盤と、CHGのサーキュラーエコノミーに基づくLCMのノウハウやグローバルな事業基盤を相互に活用して連携する。

まずはSMFLレンタルが日本、CHGがシンガポールでIT機器のオペレーティング・リースを提供する。今後、対象機器と地域を段階的に拡大する予定。欧州・米州地域では、オペレーティング・リースを提供する体制は既に整っている。

業務提携契約を結んだ(左から)SMFLレンタル・原田社長、CHG・ワグナーCEO、SMFL・石田英二常務

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