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SBI新生銀行から資金調達
JA三井リース、初のPIF

三友新聞 2023年12月7日号 より]

JA三井リース(新分敬人社長)はSBI新生銀行から、同社初のポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)による資金調達を実施した。国連環境計画・金融イニシアティブが定義するPIFは、環境・社会・経済のいずれにおいても重大なネガティブインパクトを適切に緩和・管理することを前提に、少なくとも一つの側面においてポジティブなインパクトを生み出すものを指す。

SBI新生銀行は、JA三井リースグループの事業活動に関連する重要なインパクト領域(コア・インパクト)における評価を行っており、今後もファイナンス期間にわたりインパクトの発現状況をKPIによりモニタリングし、インパクトの観点からサステナブルビジネスの実現に向けた取り組みを支援する。

具体的なKPIや目標の設定としては、農林水産業の課題解決へのソリューション提供を通じた基盤維持・強化に寄与する取り組みや、地域資源を活用した豊かなまちづくりに寄与する取り組みなどを挙げているほか、女性管理職比率を2040年度に20%、再エネ関連投融資額を30年度に累計5000億円などを挙げている。

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