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三井住友建設が建設業を解説
中学生の企業訪問受け入れ

三友新聞 2023年7月27日号 より]

三井住友建設(近藤重敏社長)は7月13日、埼玉県・川口市立高校附属中学の中学生7名の訪問を受け入れた。仕事について学ぶ学習活動の一環として中学生が三井住友建設に協力を依頼。同社がそれに応じ、自社事業として「建築技術」と「土木技術」を解説した。

建築技術では高さに挑戦してきた高層マンションを挙げ、1987年に日本初の100m超えを果たしたベル・パークシティ(大阪府大阪市)や、1993年に日本初の50階を記録した晴海ビュータワー(東京都中央区)などの事例を紹介し「高級住宅街は土地の値段が高いため、なるべく大きな建物を建てる工夫をしている」と語った。

土木技術では、「建設会社が手掛ける土木構造物とは」から始め、「社会基盤である橋とトンネル、道路があり、そのほかにもダムや港、エネルギー施設を造っている」と事業を説明。そのうえで特にコンクリート橋について「地面から支えを立てて造る」「事前に造った橋をクレーンで架ける」「先に建てた橋脚から左右に橋を伸ばしていく」などの工法を紹介した。

各技術の紹介では合間に様々なクイズを実施し、中学生への説明は和やかに進行。最後には活発な質疑応答も行われ、中学生たちは三井住友建設の事業内容と建設業の社会的役割について理解を深めた。

事業説明の様子

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