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移動販売車で酪農家独自製品の販売を支援
三井不動産が森永乳業「みるくのえん」とタッグ

三友新聞 2023年6月1日号 より]

三井不動産(植田俊社長)は森永乳業による酪農家支援の新規事業「酪農マルシェ みるくのえん」を、移動販売車を提供する「&MIKKE」(ミッケ)事業でサポートする。酪農家が独自に加工したチーズやヨーグルトなどの乳製品の販路拡大を支えるとともに、「みるくのえん」に込められたコンセプトの一つである生産者・販売者・購入者の「縁」の創出に貢献する。

「みるくのえん」事業は、国内の酪農家が減少し担い手不足が深刻化する状況に危機感を抱いた森永の社員が発案し、同社の社内公募制度で採用された新規事業。酪農家自身の手によって生乳の加工・販売まで行う六次産業化を支援するもので、牧場ごとの味の違いを視覚化する「味マッピング」や商品の特徴をPRする「POPの作成」など、森永の知見を活かした提案を行う。

&MIKKEは、三井不動産グループで新規事業の開発・推進を担うShareTomorrow(石川憲久社長)による移動販売車関連サービス。出店希望者にキッチンカーなどの車両を提供するほか、三井不動産グループで所有するマンションやオフィス、商業施設などの出店場所の提供も行う。

「みるくのえん」は5月24日のLaLaテラス南千住を皮切りに、これまでパークタワー晴海やコレド室町テラスなどへ出店してきた。今後の出店日及び出品牧場の予定はInstagramの公式アカウントで発表される。

「酪農マルシェ みるくのえん」Instagram公式アカウント

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