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商船三井が虎ノ門の本社ビル改装
ビデオウォールシステム導入で運航支援強化

三友新聞 2023年4月6日号 より]

商船三井(橋本剛社長)は東京・虎ノ門の本社オフィスの大規模改装を行った。地上15階の建物の6フロア・約2,700坪を刷新。9階の安全運航支援センターには新たに16面で構成されるビデオウォールシステムを導入したほか、危機対策室も設けた。

安全運航支援センターでは、船長経験者を含む当直者が24時間365日体制で、世界中に散らばる約800隻の運航船の動きをリアルタイムに把握して見守る。気象や海賊、軍事演習、北朝鮮のミサイル、座礁を回避するための水深など、海難事故を防ぐための幅広い情報を提供する。

設備を刷新した安全運航支援センター

8階から10階は内階段で接続。8階、10階の執務フロアには営業部門を置き、フリーアドレス化するとともにウェブ会議用の各種設備も充実させた。内階段で社内コミュニケーションの活性化を促す。

10階の一部にはカフェを併設。内装には社会貢献活動を展開するモーリシャスの海と山をイメージしたデザインをあしらった。工事は4月末に全体竣工する予定だ。

モーリシャスの海と山をイメージしたカフェ

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