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NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」
三井記念美術館で4月15日から

三友新聞 2023年3月30日号 より]

三井記念美術館は、4月15日からNHK大河ドラマ特別展「どうする家康」を開く。徳川家康ゆかりの品々を展観し、家康が危機に際して「どうした」のか、その足跡を辿りながら人物像を紹介する。会期は6月11日まで。

展示品は刀剣や火縄銃、茶道具、書画など多岐にわたる。国宝短刀の「日向正宗」は借用品ではなく、三井記念美術館の所蔵品。石田三成が所持した後、関ヶ原の合戦を経て徳川家に伝わった。「織田信長黒印状」は上洛後の信長が家康に宛てた手紙で、「暖かくなったら安土城で面談したい」と記されている。「水艸立鷺図」は家康自筆とされる鷺を描いた水墨画。素人ながら余白を生かした味わいが感じられる。

肖像画は家康像の4点に加えて、織田信長像、明智光秀像、豊臣秀吉像が揃う。会期中は展示替えを行うため、通期展示品を除く一部は期間限定で展示される。

開館時間は午前10時から午後5時まで。入館料は一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料。休館日は月曜日。大型連休中の5月1日は開館する。混雑状況に応じて入館を制限する場合がある。

三井記念美術館

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