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フィリピン・マニラ地下鉄工事で起工式
三井住友建設、関係者と安全を祈願

三友新聞 2023年3月30日号 より]

三井住友建設(近藤重敏社長)は、フィリピン・マニラにおける地下鉄工事の起工式を2月13日に開催した。全長約27kmに及ぶマニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)のうち約6.5kmを担うCP103工区の工事で、昨年10月に受注を発表していた。

契約金は日本円換算で約657億円。今回の着工から290週(約66.7カ月)の工事期間で、2つの駅舎工事を含む4つの駅舎間を結ぶ上下線シールドトンネル区間11.97km、内径6.1mの工事を行う。

起工式にはフィリピン政府の国防大臣と運輸大臣が出席。日本側からは二瓶大輔在フィリピン日本大使館経済公使、坂本威午JICAフィリピン事務所長らが参加し、三井住友建設からも柴田敏雄代表取締役専務執行役員土木本部長、山地斉常務執行役員国際本部副本部長ほか工事関係者が出席した。式典では、工事を起工する鍬入れや安全を祈願する鏡開きのほか、列席者によるタイムカプセルの投入が行われた。

起工式で行われた鍬入れの様子

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