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SDGs貢献で融資契約
三井住友信託銀行・サッポロHD

三友新聞 2022年9月15日号 より]

三井住友信託銀行(大山一也社長)とサッポロホールディングス(尾賀真城社長)は、企業活動によるSDGs達成への貢献度を評価指標として融資を実行する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」について、このほど契約を締結した。昨年1月の契約に続く2回目のPIFとなる。

PIFは、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、ネガティブな影響の緩和とポジティブな影響の拡大を継続的に支援することを目的として行う融資の取り組み。国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が提唱する「ポジティブ・インパクト金融原則」と、その実施ガイドラインに基づいて行われる。

三井住友信託銀行は今回、サッポロHDがSDGs達成に対してインパクトを与えるテーマとして、「『酒・食・飲』による潤いの提供」「社会との共栄」「環境保全」のそれぞれで目標と達成に向けた指標を評価し、融資契約に至った。今後も、サッポロHDの開示情報に基づき継続的なモニタリングを行う。

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