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米国でデジタルリテール事業参入
SMBCグループ、実店舗持たずサービス

三友新聞 2022年9月8日号 より]

三井住友フィナンシャルグループ(太田純執行役社長グループCEO、SMBCグループ)は、米国でデジタルリテールバンク「JeniusBank」を立ち上げ、米国在住者向けのデジタルリテールバンキング事業に参入する。

カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とするSMBCグループ傘下のマニュファクチャラーズ銀行のデジタルリテールバンク部門として立ち上げる。米リテール市場は継続的な成長が見込まれており、新規参入によりリテール事業の拡大と米国事業の成長を目指す。

具体的には、マニュファクチャラーズ銀行に、実店舗を持たないデジタルバンクを立ち上げ、デジタルネイティブ世代が求める多様なニーズを満たす、利便性の高い金融商品・サービスを提供する。またIT企業と協業して最先端の基盤システムを採用し、サービスはデジタル上で完結させる。さらにデータ分析により顧客ニーズに応じたアドバイスを提供し、資金管理を支援する。

開業は2023年の予定。パーソナルローンからはじめ、その後、貯蓄性預金や決済性預金を展開する。

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