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家電量販店「ジョーシン」の物流施設竣工
三井倉庫ロジスティクスが運用担う

三友新聞 2021年6月17日号 より]

三井倉庫ロジスティクス(鳥井宏社長)が上新電機の物流拠点として新たに運用を担う、大阪府茨木市の「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都A棟」が5月31日に竣工した。

竣工に先立ち、5月21日には、同施設の建築主である阪急阪神不動産他による竣工式が執り行われ、三井倉庫ホールディングスの古賀博文社長及び三井倉庫ロジスティクスの鳥井社長などが来賓として出席した。

施設は地上5階建で敷地面積約5万1,000m²、延床面積11万6,000m²。大林組が設計施工した。名神高速道路「茨木IC」まで約2.5kmで主要幹線道路に近く、京阪神エリアだけでなく西日本を幅広くカバーできる。

三井倉庫ロジスティクスが入居するA棟は、上新電機が展開する家電量販店「ジョーシン」の物流拠点として運営される。複数箇所に分かれていた倉庫の集約を目的に、両社は昨年、共同で「物流センター開設プロジェクト」を設置し準備を進めてきた。

新物流拠点では、無人配送車や各種マテリアルハンドリング機器の導入、DX推進による入出荷バース運用の効率化など、業務処理能力の向上と物流の最適化を図る。今夏の稼働開始以降、両社は徐々に物流網の新拠点への集約を進め、来春の本格稼働を目指す。

竣工した「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都A棟」

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