会員会社ニュース

紙の博物館に王子HD・日本製紙が協力
企画展「くらしを支える紙製品」、8月29日まで

三友新聞 2021年6月17日号 より]

東京・北区王子の飛鳥山公園にある「紙の博物館(紙博)」は、企画展「くらしを支える紙製品~紙にできること~」を8月29日まで開催中。同展には王子ホールディングス(加来正年社長)、日本製紙(野沢徹社長)が展示で協力しているほか、最寄りのJR王子駅前で日本製紙総合開発が運営する複合商業ビル「サンスクエア」では、コラボ企画を催している。

企画展は身の回りの紙製品を通して、紙という素材の特性、汎用性、奥深さ、可能性などを感じると共に、地球環境問題という大きな課題に、日々のくらしの中でできることを考えるきっかけとなることを企図したもの。

展示される様々な紙製品

展示では持続可能な社会に向け、環境負荷が少ない素材である紙の特性や、包装・衛生・物流など様々なシーンで暮らしを支えている紙、植物由来の新素材であるセルロースナノファイバー(CNF)などを、実物を交えて展示している。王子HDはCNFのサンプルや災害時に活躍する段ボールベッドなどを提供。日本製紙は、サンスクエア店舗でテスト中の全て紙でできている容器などを展示している。

紙博は緊急事態宣言に伴い休館していたが、6月1日から営業時間を午前10時~午後4時までに短縮して開館。入館料は大人400円、小中高生200円。月曜と一部日程で休館日あり。

王子HDの段ボールベッド

日本製紙のトイレットロールなど

紙の博物館

他の記事も読む