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JA三井リースが東大発スタートアップに出資
調達資金で三井化学名古屋工場に量産設備

三友新聞 2019年11月28日号 より]

JA三井リース(古谷周三社長)は、東大発のスタートアップでプリンテッド・エレクトロニクス製造技術の開発、製造サービスを手掛けるエレファンテックに出資した。

エレファンテックはJA三井リースのほか、三井化学(淡輪敏社長)やセイコーエプソンなど9社から計18億円の資金調達を実施しており、調達資金から約8億円を投じて三井化学名古屋工場の一角を賃借し、量産実証拠点を新設する。

JA三井リースは昨年、総額50億円の社内ベンチャーキャピタルファンドを立ち上げ、先進的なスタートアップ等への投資を行っている。エレファンテックへの出資は同制度を活用したもので、ファンドとしては8件目の出資。

今回の出資は、ビジネスの高い社会性と将来性への期待に加え、JA三井リースが注力するエレクトロニクスビジネスとの親和性を見込んで決定した。

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