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三機工業が「大和プロダクトセンター」竣工
ベルトコンベヤ新工場、施工は三井住友建設

三友新聞 2019年9月12日号 より]

三機工業(長谷川勉社長)は9月2日、神奈川県大和市でベルトコンベヤの新工場「大和プロダクトセンター」を公開した。施工は三井住友建設(新井英雄社長)。大和地区で推進する再開発計画の一環で、旧工場を建替えて最新設備を導入し、生産性を高めた。

新工場は敷地面積1万980m²、建築面積5,500m²、延床面積7,610m²。

「大和プロダクトセンター」の外観

生産設備は「ハイブリッド」「標準量産品」「多品種少量品」の3区画で構成。ロボットなどを組み合わせた付加価値の高いハイブリッドコンベヤや主力商品の「エスコンミニ」、顧客の要望に応じて改良を加えた少量品など、幅広い種類のコンベヤ生産を行う。

新工場には太陽光発電やLED照明を導入し、環境負荷を低減。屋内は作業領域のみを冷却する三機工業の大空間向け空調システム「ペリループ」を採用し、快適性を高めた。

組立ロボットと一体化したコンベヤ

当日は神事と記念式典が行われ、大和市や協力会社などからも多数の関係者が出席。三井住友建設からは新井社長や三森義隆副社長が加わった。

会見で長谷川社長は、「大和の再開発は梶浦前社長時代からの計画。大和に技術力を集約し、『質』をさらに高めたい」と期待を寄せるとともに、三井住友建設などの関係者に謝意を表した。

鏡開きする三機工業・梶浦卓一会長(中央)と三井住友建設・新井社長(右隣)

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