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インドで年産500万tのLNG基地受注
東洋エンジニアリングが再ガス化設備建設

三友新聞 2019年7月25日号 より]

東洋エンジニアリング(永松治夫社長)とIHI(満岡次郎社長)は、インド国営石油会社などが出資するHPCLシャプルジ・エナジー(HSEPL)からLNG受入基地と再ガス化設備建設工事を受注した。インド西部、グジャラート州のチャラ港に建設する。

インド子会社のTOYOインディアを通じて受注した。年産500万tのLNG再ガス化設備を設計から工事・試運転まで一括で請け負う。完成予定は2022年。HSEPLは将来的にはLNG生産設備を年産1,000万tへ拡張する計画で、東洋エンジニアリングは追加受注に向けて実績を積み上げたい考え。

IHIは、地上式LNG貯蔵タンク2基の建設工事を受注した。貯蔵能力は1基あたり20万kl。

インドのLNG輸入量は日本、中国、韓国に次ぐ世界4位。経済発展と人口増加に伴い、LNG需要は今後、さらなる拡大が見込まれている。

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