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日本橋・三井本館が開館90周年
三井不動産が記念展開催・7月21日まで

三友新聞 2019年6月20日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は、重要文化財・三井本館が開館90周年を迎えたことを記念して、6月8日から7月21日まで記念展示やライトアップ、特設サイトなどによる「三井本館開館90周年記念展」を開催する。

三井本館は昭和4年(1929)6月15日に開館。三井財閥を束ねる持株会社・三井合名の下、三井銀行(現三井住友銀行)、三井信託(現三井住友信託銀行)、三井鉱山(現日本コークス工業)など、主要な三井系企業が入居し、現在も重要文化財のオフィスビルとして日本橋で偉容を誇る。

90周年記念展では世界的写真家・ホンマタカシさんの写真を中心に趣向を凝らした演出の数々で三井本館90歳を祝う。外壁には8.4m四方の巨大写真2枚を掲出。夜は日没から午後11時までライトアップする。

外壁に掲出された2枚の巨大写真

隣接する日本橋三井タワーでは1階アトリウムでホンマさんの写真展を開催。高さ3m、幅2mの三井本館の巨大パネル4台が展示されている。

さらに期間中は日銀通り側に面するかつての三井本館正面エントランスを一般公開。三井合名本社ビルの玄関口には大理石の重厚なインテリアなど、当時の佇まいが残っている。

日本橋三井タワー1階のパネル展示

三井本館90周年特設サイト

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