会員会社ニュース

「TEFKA」の建築構造膜用途への展開推進
デンカの高機能フッ素樹脂フィルム

三友新聞 2019年6月20日号 より]

ナミビアで行われたピアノイベント

デンカ(山本学社長)は、高機能フッ素樹脂フィルム「TEFKA(テフカ)」の、国内外の建築構造膜用途への展開を進めている。

TEFKAは同社のフッ素系フィルムの製膜加工技術を活かして開発した製品で、耐候性・難燃性・加工性に優れている。また、ガラス並みの高い透明性と光透過性を持ち、太陽光を取り入れた明るく開放的な空間を提供することが可能。

軽量なフィルムであるTEFKAを建築材料として使用することで、通常のガラス屋根と比較し、安全性の向上や支柱部分への加重負荷を低減する効果が期待出来る。

国内では材料認定及び告示改訂を進めている段階で、2021年頃に建築物への使用が認められる見込み。意匠用途等は現在も可能。

海外では既に燃焼性規格を欧米や中国で取得し、マーケティングを強化している。ガラス同等の透明性と軽量性が評価され、アフリカ・ナミビアでのピアノイベントで用いられたほか、イタリアで天板キャノピーとして使用されるなど、採用実績を増やしている。

他の記事も読む