会員会社ニュース

JA三井リースが米独立系リース会社買収
北米事業のプラットフォームに

三友新聞 2019年6月20日号 より]

JA三井リース(古谷周三社長)は、米国独立系リース会社のFirst Financial Corporate Services,Inc.(本社=カリフォルニア州、ファーストフィナンシャル)を買収する。6月11日、綱町三井倶楽部で調印式を行った。

綱町三井倶楽部で行われた調印式。(右から)JA三井リース・中山和夫副社長、古谷社長、ファーストフィナンシャル・リチャードCO-PRESIDENT、ジョンCOO&CFO

JA三井リースの米国子会社JA Mitsui Leasing USA Holdings, Inc.(本社=ニューヨーク州)を通じ、ファーストフィナンシャルグループの全株式を買い取る。株式の譲受完了は9月の予定。

ファーストフィナンシャルは2000年に創業。ヘルスケア・マテリアルハンドリング・ITの3分野を中心に、モノの価値を見極めたオペレーティングリース事業を展開している。ヘルスケアでは手術用ロボット等の先進的な医療機器、マテハンでは物流会社向けの無人搬送車(AGV)のリースなどで強みを持つ。保有リース資産は約1.7億ドル。

JA三井リースは同社が持つミドル・バックオフィス機能を手に入れ、グループの北米事業におけるプラットフォームとして、3分野事業で中核を担わせる。両者は今後、連携して営業推進し、付加価値を高めたサービスを展開する。

他の記事も読む