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国内外で段ボール工場建設
王子HDが150億円投じ

三友新聞 2018年10月18日号 より]

王子ホールディングス(矢嶋進社長)は、カンボジアの首都プノンペンに総額約30億円を投じ、新たに段ボール工場を建設する。

海外事業の拡大を推進している王子HDは、同国で既にグループ会社のHPIリソーシズ社が段ボール事業を展開しており、同国内での段ボールシェアはトップ。プノンペン市内及び同国南部の港湾都市・シハヌークビルに工場を持つ。新工場で3カ所目となり、さらなるシェア拡大を目指す。第3工場の生産能力は約800万m²/月。2020年1月に稼働予定。東南アジア・インド地域では23カ所目の段ボール製造拠点。

また、王子グループの森紙業は、千葉県船橋市に新たに段ボール工場を建設する。約120億円を投じ、生産能力は約2,000万m²/月。2020年4月から稼働予定。

インターネット通販の拡大などで増加している国内需要を取り込む。

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