三井のスポット

MITSUI OCEAN FUJI
世界基準の上質な“しつらえ”と
日本の文化・食体験の“おもてなし”

商船三井クルーズが掲げる「MITSUI OCEAN CRUISES」ブランドに2024年12月、新たなクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」が加わった。

「にっぽん丸」との2隻体制で
日本の美しい船旅を提供

商船三井グループの商船三井クルーズが掲げるクルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES(以下、三井オーシャンクルーズ)」。そのルーツは1884年創立の大阪商船にはじまり、商船三井客船(現・商船三井クルーズ)によって受け継がれてきた。1973年には客船のクルーズとしては日本で初めての世界一周クルーズを行うなど、世界中の海で船旅を提供。1990年に3代目となる現在運航中の「にっぽん丸」を就航させ、美味な料理と上質なエンターテインメントで高い評価を受けるなど日本のクルーズシーンを牽引してきたが、2013年「ふじ丸」の引退によって1隻体制になっていた。しかし、商船三井のポートフォリオ拡大戦略に伴い、2023年に「第二の創業」と位置づけて現社名に変更。そして昨年末に待望の「MITSUI OCEAN FUJI(以下、三井オーシャンフジ)」を就航させた。

船名は、560年以上の歴史をもつ池坊で女性として初めて華道家元池坊を継ぐ次期家元の池坊専好さんが命名。引退した「ふじ丸」と日本の象徴の一つである「富士山」を由来としており、新たな2隻体制で“日本の美しい船旅”を提供していくという同ブランドの想いが込められている。

短期から長期クルーズまで
幅広いコースを展開

三井オーシャンフジの最大の特徴は「世界基準の上質な〝しつらえ〟」と「日本の文化・食体験などの〝おもてなし〟」の融合。客室は最上級グレードの「MITSUI OCEANスイート」をはじめ、7タイプ229室のすべてが海を望めるスイートルームで、〝洋上の我が家〟として寛ぎをもたらしてくれる。ダイニングは、メインの「ザ・レストラン 富士」、三國清三シェフ監修のメニューを提供する「北斎 FINE DINING」など4施設で多彩な食体験を提供。洋上ならではの景観もまた、贅沢な時間に華を添える。また、昼夜さまざまなエンターテインメントショーを楽しませてくれる「オーシャンステージ」やバー、カジノ、スパサロンなどの各種施設も充実しており、三井オーシャンフジで過ごす非日常体験は、忘れられない思い出を心に刻んでくれるだろう。

また、クルーズごとに設定されるさまざまな寄港地観光ツアーで、その土地の文化や自然に触れられるのも楽しみのひとつ。「三井オーシャンクルーズ」がこれまで培ってきた経験を活かし、寄港地との連携で実現する独自ツアーは、船旅の魅力を何倍にも広げてくれるはずだ。

商船三井クルーズでは、今後「にっぽん丸」とともに短期から中期、さらには長期クルーズまで幅広いコースを展開し、クルーズという新たな旅の楽しみを提供していく計画。なお、同社ホームページから入手できるパンフレットに掲載のクルーズには、各種限定特典が用意されているので、ぜひ確認してほしい。

サンライズ・デッキ

北斎 FINE DINING

オーシャンステージ

テラスレストラン 八葉

ベランダ スイート

オーシャンビュー スイート

MITSUI OCEAN スイート

ラグジュアリー スイート

「いつの時代にあっても変わらないのは、海を渡るお客様の不安と期待に寄り添い、感動へと導くお手伝いをすることが私たちの使命だという思いです。お客様の大切な船旅の想い出づくりを、精一杯お手伝いさせていただきたいと考えています」とホテルゼネラルマネージャー 川野惠一郎さん

INFORMATION

三井オーシャンフジ

[URL] https://www.mitsuioceancruises.com/fuji/

[主な施設] ザ・レストラン 富士、プールサイドレストラン&バー 湖畔、テラスレストラン 八葉、オブザーベーションバー36[サンロク]ほか

[仕様] 全長198.15m、全幅25.60m、総トン数32,477t、客室229室、定員458名

出典:三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.66|2025 Spring より

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