三井のスポット

LaLa arena
TOKYO-BAY
南船橋エリアを一層盛り上げる
“夢のアリーナ”が誕生!

「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」などで知られる南船橋エリアに2024年4月17日、収容客数1万人規模を誇る大型多目的アリーナが竣工した。 ららぽーとのポート(港)と千葉ジェッツのチーム名由来でもあるジェット機をイメージし、躍動感を感じさせるデザインの外観

スポーツの力を
活用した街づくり

「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」をはじめとした商業施設や屋内型スケートリンク、住宅、物流施設など、三井不動産が40年以上にわたりさまざまな事業を通じてミクストユースの街づくりを進めてきた南船橋エリア。この地に新たに誕生した「LaLa arena TOKYO-BAY」は、地元・船橋を本拠地とする人気プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」がホームアリーナとするほか、音楽やスポーツイベントなどさまざまなプログラムに対応する大型多目的アリーナだ。

三井不動産としてアリーナを手掛けるのはこれが第1弾。同社では2024年4月1日より旧「商業施設本部」を「商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部」へと改称し、新たにららアリーナ、東京ドームを事業領域に加えて、商業施設とスポーツ・エンターテインメントの魅力を掛け合わせた新たな価値創出を目指している。一方、2026−27シーズンよりスタートする新Bリーグ「Bプレミア」では、参入ライセンス条件として「5000人以上収容のアリーナ」などがあり、千葉ジェッツと三井不動産の想いがひとつになったことで、〝夢のアリーナ〟の誕生が実現した。

千葉ジェッツのロゴがあしらわれた、千葉ジェッツのホームロッカー

昇降可能な約423インチのセンタービジョンと、アリーナ内を囲むように全長約120mのリボンビジョン(1ヵ所あたりの長さ約40m)を常設(5月29日 お披露目会時での撮影)

4階席からも臨場感
たっぷりの空間設計

地上4階建・延床面積約3万1000㎡、アリーナ面に座席を配置した場合は約1万人を収容可能。アリーナ空間はステージやコートとの距離が近く感じられることを目指して、すり鉢型のボウルデザインを採用。4階席からも臨場感たっぷりに楽しむことができる。昇降可能なセンタービジョンやアリーナ内を囲むリボンビジョンを常設し、演出が複雑化する音楽イベントなどにも対応できるよう、天井吊り荷重は100tと国内最大規模を確保した。また、女性トイレの混雑緩和を目指して男女入れ替えができる仕様にするなど、細やかな配慮を具現化。さらに設営/撤収の効率化を図るべく、アリーナ面にトラックが入ることができるよう設計するなど、主催者側のニーズにも応える施設となっている。

施設の運営・管理は、千葉ジェッツの経営母体であるMIXIと三井不動産とで「株式会社TOKYO-BAYアリーナマネジメント」を共同設立し、両社がこれまで培ってきた街づくりやスポーツ・エンターテインメントを通じたコミュニケーションのノウハウを投入する。

千葉ジェッツの主催ゲームや各種イベント、また著名アーティストのライブやアイスショー、ゲームのファンイベント、コスプレイベントなど、多彩なプログラムで南船橋を盛り上げる新アリーナ。周辺施設や地域との連携した取り組みを進め、エリア全体の魅力を一層高めていく。

VIP LOUNGE
(1ヵ所)

バーカウンター、テーブル、椅子を常設しイベントの前後も楽しめる空間

VIP ROOM
(11部屋)

室内からアリーナ面が一望できる高級感のある部屋

BOOSTER SQUARE
(1ヵ所)

原寸大のバスケットコートがペイントされた、ファン同士が集まりさまざまな出会いや交流を生み出す空間

VIP BOX
(8部屋)

アリーナ側を向いて熱気を感じながら食事ができる

音楽イベントのワクワク感や賑わい、スポーツイベントの熱狂や興奮をキーワードに描かれたヘラルボニー(知的障がいのある方々が描いたアート作品を世に伝える福祉実験ユニット)の壁面アート

Balcony
(1ヵ所)

アリーナ面と一体の空間で臨場感を味わうことができる

「イベント主催者や来場者の細かなご要望にも丁寧に対応し、長く愛される施設を目指していきたい」と三井不動産 商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部 スポーツ・エンターテインメント事業部 事業グループ 大澤有砂(おおさわありさ)さん

INFORMATION

LaLa arena TOKYO-BAY

[所在地] 千葉県船橋市浜町2丁目5番15号

[URL] https://lalaarenatokyo-bay.com/

[アクセス] JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅 徒歩約6分

[施設案内] 敷地面積約20,000㎡(約6,050坪)、延床面積約31,000㎡(約9,300坪)、鉄骨造・地上4階建、収容客数約10,000人(アリーナ面に座席を配置した場合)

出典:三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.64|2024 Autumn より

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