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久保田しおんさんと理系女性社員が座談会
三井グループ350周年事業で「基礎科学」語る

三友新聞 2025年1月23日号 より]

三井グループ350周年記念事業実行委員会(菰田正信実行委員長=三井不動産会長)は昨秋、三井みらいチャレンジャーズオーディション最終通過者の一人である久保田しおんさんと、三井グループ内の理系女性社員3名による座談会を開催した。「基礎科学」に関する研究の魅力や社会的意義について、学生の久保田さんと会社員の3名による立場の違いも踏まえて意見を交流。このほど、座談会の詳細が350周年記念事業のHPに掲載された。

綱町三井倶楽部で開催された座談会の様子

三井みらいチャレンジャーズオーディションは、社会に変革を起こす人材を発掘し支援する企画。350周年記念事業の初年度である2023年度に募集・選考を行い、「事業・社会活動部門」「研究・留学部門」「カルチャー創造部門」の3部門で10名ずつ、合計30名の最終通過者を決定した。2027年度まで、それぞれの活動状況や進捗に合わせた支援を三井グループとして行っていく。

今回、座談会に参加した久保田さんは「研究・留学部門」の通過者。米国ハーバード大学の物理学部で博士課程に進み、同国のニュートリノ検出施設「DUNE」に研究者として参画している。基礎科学の重要性を訴える活動にも取り組んでおり、今回の座談会開催に至った。

三井グループ企業からは、東レ先端材料研究所の菅谷紗里さん、IHI技術開発本部技術基盤センター物理・化学技術部の細谷渚さん、東芝研究開発センター知能化システム研究所システムAIラボラトリーの畠山遼子さんが参加し、基礎科学研究の魅力や意義を語り合った。

座談会に参加した(右から)東レ・菅谷さん、IHI・細谷さん、久保田さん、東芝・畠山さん、進行役の三井不動産・荒井みゆきさん

三井グループ350周年事業HP

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