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「21世紀金融行動原則」で最高賞
SMFL、ウイスキー原酒担保の融資で

三友新聞 2024年4月25日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)は、持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(通称:21世紀金融行動原則)の最優良取組事例選定委員会が選定する「2023年度最優良取組事例 環境大臣賞(総合部門)」を受賞した。

「ウイスキー原酒在庫を担保とした動産担保融資(ABL)の組成」で受賞。世界的に高い評価を得ている日本ウイスキーの原酒の価値を担保として評価するもの。社内ビジネスアイデアコンテストから誕生した事業で、同コンテストのアイデアが実現したのはこれが初めて。

「21世紀金融行動原則」は、持続可能な社会の形成のために必要な責任と役割を果たしたいと考える金融機関の行動指針として環境省主導のもと2011年10月に策定され、約300社の金融機関が署名。持続可能な社会の形成に資する署名金融機関の取り組み事例の中から、外部有識者を交えた選定委員会の審査により「最優良取組事例(環境大臣賞)」を選定・表彰している。

伊藤信太郎環境大臣㊨から賞状を授与されたSMFL・関口栄一専務

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