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Honda熊本製作所で水上太陽光発電
三井住友建設が初のオンサイトPPA

三友新聞 2024年4月25日号 より]

三井住友建設(柴田敏雄社長)は、熊本県大津町にある本田技研工業(Honda)熊本製作所敷地内の調整池で、オンサイトPPAモデルの水上太陽光発電事業を開始した。同社がオンサイトPPAを提供するのは初めて。

オンサイトPPAは、需要家の敷地内に太陽光発電設備を発電事業者の費用で設置し、所有・維持管理した上で、発電された電気を需要家に供給する事業モデル。今回設置した設備の発電出力は784kwで、20年間にわたりHonda熊本製作所に電力を全量売電する。

Honda熊本製作所 第1水上太陽光発電所

三井住友建設は水上に太陽光発電パネルを浮かべて発電するシステム「PuKaTTo(プカット)」を開発し、固定価格買取制度(FIT)による売電を行ってきたほか、昨年には離れた場所で発電した電力を需要家に売電する「オフサイトPPA事業」も開始した。今回を含めて同社の太陽光発電事業は、水上と陸上合わせて9件となっている。

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