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離乳食パッケージに紙が採用
王子HD、対応力に評価

三友新聞 2024年1月11日号 より]

王子ホールディングス(磯野裕之社長)の紙製品が、fufumuの乳幼児向け離乳食「paqupa」の外袋の紙パッケージ素材に採用された。

paqupaは昨年10月に発売された新商品。小児食物アレルギー専門医が監修し、生後5~6カ月以降の子供に離乳食を始める保護者を対象に、離乳食をつくる負担や不安を軽減する「はじめてのひとくち応援食」として開発した。たまごや落花生、ナッツなど食物アレルギーが気になる食材をキューブ状のフリーズドライにし、少量の水かお湯で溶かすだけで食べられ、少しずつ食材に慣らすことができる。1袋にキューブ6個入り。

パッケージはサステナブルな素材にこだわり、環境に配慮して紙が採用された。王子HDは包装用紙を小ロット・短納期で対応する点が評価され、企画段階から商品開発に携わり、紙素材の選定や袋の形状の検討など紙パッケージ実現に向けたトータルサービスを提供した。

fufumuは「王子グループ様のワンストップサービスを活用する事で、短期間で本パッケージがイメージ通りに表現できたことを嬉しく思っております」とコメントしている。

王子HDの紙をパッケージに採用した「paqupa」

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