会員会社ニュース

東レPPOテニス開催
クデルメトワ選手が初優勝

三友新聞 2023年10月12日号 より]

女子テニス「東レパンパシフィックオープンテニス(東レPPOテニス)」が、有明コロシアム・有明テニスの森テニスコートで開催され、シングルス決勝ではベロニカ・クデルメトワ選手が勝ち、初の栄光を掴んだ。

東レPPOテニスは国内唯一の「WTA500」トーナメントで、今回が38回目。世界ランク上位の選手が集うほか、今大会で引退した土居美咲選手をはじめ日本人選手も多く出場し、期間中の延べ来場者数は約3万5000人を数えた。

10月1日のシングルス決勝では、クデルメトワ選手とジェシカ・ペグラ選手が対決。準々決勝で世界ランク2位のイガ・シフィオンテク選手を破り勢いに乗るクデルメトワ選手がペグラ選手を圧倒し、優勝賞金12万150USドルとトロフィーを手にした。

前日のダブルス決勝では、穂積絵莉選手・二宮真琴選手組が健闘したものの、ウルリカ・エイケリ選手・イングリッド・ニール選手組に敗れた。

土居選手は本戦2回戦でマリア・サカーリ選手に敗れ、現役生活に終止符。大会の最後には引退セレモニーのほか、土居選手と元世界ランキング21位の浅越しのぶさんがペアを組み、元女王のマルチナ・ヒンギスさんと今大会アンバサダーの奈良くるみさんペアを相手としてエキシビションマッチが行われた。

東レ・大矢光雄社長(中央)とシングルス覇者のクデルメトワ選手(右)、準優勝のペグラ選手(左)

他の記事も読む