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フィリピンの「MITSUKOSHI BGC」本格開業
サラ副大統領や細谷社長がテープカット

三友新聞 2023年8月3日号 より]

三越伊勢丹ホールディングス(細谷敏幸社長)は7月21日、フィリピン・マニラで「MITSUKOSHI BGC」を本格開業させた。4棟の高層マンションと一体化した大規模複合施設で、低層部の地下1階から3階で営業する。開業セレモニーにはフィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領も来場し、細谷社長らとともにテープカットを行った。

サラ副大統領(中央)や細谷社長(右から2人目)がテープカット

MITSUKOSHI BGCの外観、上層には4棟の高層マンションが建つ

三越伊勢丹HD、野村不動産、フィリピン不動産大手・フェデラルランドの3社共同で進めた。立地はマニラ中心部から南東11kmに位置する元軍用地の再開発エリア「ボニファシオ・グローバル・シティ」(BGC)。周辺にはオフィスやホテルが集積し、地下鉄新駅の開業も予定されている。

地下1階から地上3階までの4フロア・延床面積約2万8000m²にショッピングモール型の商業施設を展開する。地下1階の食料品フロアにはオリジナルスーパーの「MITSUKOSHI FRESH」、地上1階の化粧品・ファッションフロアにはオリジナルストアの「MITSUKOSHI Beauty」を構えるなど、日本で培った接客ノウハウを活用して、三越ブランドを発信する。

7月21日に行われたセレモニーで細谷社長は、「今年350周年を迎えた三越では、おもてなしとパートナーシップという2つのポリシーを持っている。モノではなく文化をご提案していることに共感していただきたい」と想いを述べた。

和柄とちょうちんが並んだエントランス

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