サッポロビール（野瀬裕之社長）は4月末、クラフトビールブランドの「HOPPIN’ GARAGE（ホッピンガレージ）」の専用販売車「ホッピンカー」を東京・日本橋のコレド室町テラスと横浜市のららぽーと横浜にそれぞれ2日間限定で初出店した。三井不動産（植田俊社長）が手掛ける移動式車両型店舗事業「&MIKKE!（ミッケ）」とのコラボによるもの。

ホッピンガレージは人生ストーリーを題材にオリジナルビールを開発する企画。イメージキャラクターの「ホッピンおじさん」が様々な人に出会い、経験談をもとに限定醸造ビールを生み出すコンセプトで2019年から通信販売限定で取り扱っている。ミッケは三井不動産子会社のShareTomorrowが2021年から始めた新規事業。出店希望者に場所と車両を提供し、マンションやオフィスビル、商業施設の敷地内に出店させる。

今回はサッポロが場所の提供を受ける「ミッケスポット」を活用し、ホッピンカーを初出店。ホッピンガレージの代表商品「ホッピンおじさんのビール」やペルーを題材にした「インカの扉」、スイーツビールの「大人のチョコミント」など6種を販売した。コレド室町テラスでは午後4時から営業を開始し、仕事帰りの会社員たちが談笑しながら多彩なビールを味わった。

5月14日、28日には恵比寿ガーデンプレイスに、5月19日、26日にはコレド室町テラスに再出店予定。