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三井グループ350周年記念事業始まる
次世代育成や公益関連団体支援など

三友新聞 2023年4月27日号 より]

今年、延宝元年(1673)に三井高利が江戸・日本橋に越後屋を開いてから350周年を迎えた三井グループでは、2023年度から2027年度の5年間、グループの存在意義を再確認しながら、社会課題の解決に取り組む姿勢を体現するため記念事業を実施する。三井グループの中核企業25社で構成される二木会の経営層からなる実行委員会で運営され、このほど「三井グループ350周年記念事業ホームページ」が公開された。

三井グループ各社の人が集まり、ひとつになる一体感を表現した「記念事業ロゴ」

「みついのちからを、みらいのひとに。」をコンセプトに、様々な事業を実施する。

「三井みらいチャレンジャーズオーディション」では、「事業・社会活動」「研究・留学」「カルチャー創造」の3分野でより良い社会づくりに挑戦する若者を発掘する。今年度末にオーディション通過者である「チャレンジャーズ」を選出し、2027年度まで継続的に支援を行う。

他に、青少年赤十字と連携し未来を担う子供たちに平和を支える力を育むプログラム「三井&日本赤十字社・青少年赤十字連携プロジェクト」や、公益財団法人三井文庫の保有史料を電子化し維持保存と利便性向上の両立を図る「三井文庫:所蔵史料バーチャル(デジタル)アーカイブ事業」に取り組む。また6月28日から8月31日に三井記念美術館で開く特別展「三井高利と越後屋」、三井記念病院への「医療提供レベル充実の為の支援」も、350周年記念事業に位置付けて実施していく。

三井グループ350周年記念事業ホームページ

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