会員会社ニュース

公募型不動産セキュリティ・トークンで協業
SMFLが傘下2社と、発行総額約22億円

三友新聞 2023年1月12日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)は、公募型不動産セキュリティ・トークン(ST)で傘下の戦略子会社・SMFLみらいパートナーズ(寺田達朗社長)、ケネディクス(宮島大祐社長、KDX)と協業する。

協業するのは「ケネディクス・リアルティ・トークン湯けむりの宿 雪の花(譲渡制限付)」。発行総額は21億6,500万円。運用期間は約6年9カ月で、2029年9月期に償還予定。

SMFLみらいが所有する越後湯沢の温泉旅館「湯けむりの宿 雪の花」を裏付け資産とするもので、同物件の準共有持分の95%をKDXが運用する特別目的会社に譲渡し、KDXがみずほ信託、野村證券、BOOSTRYと協業してSTの公募を実施。物件の準共有持分の5%は引き続きSMFLみらいが継続して保有し、物件を運営する共立メンテナンスと共に安定的な運用を目指す。

他の記事も読む