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創業350年記念で「声明」「ロゴ」発表
三越各店で「大創業祭」、4月から

三友新聞 2023年1月12日号 より]

三越伊勢丹ホールディングス(細谷敏幸社長)は三越創業350周年のステートメント(声明)とロゴマークを特設サイトで発表した。三井家の祖・三井高利が三井越後屋を開業させて今年で350年を数える。今年4月1日から来年3月末までを350周年期間とし、様々な記念企画を催す。

三越創業350周年記念ロゴ

4月から国内外の三越各店やオンラインストアで「大創業祭」などを行う。対象店舗は国内が日本橋、銀座、札幌、仙台、名古屋栄、名古屋星ヶ丘、広島、高松、松山、福岡、海外がオーランド三越(米国・フロリダ)、三越BGC(フィリピン・マニラ)。今年90周年の仙台三越、50周年の広島三越でもそれぞれ記念企画を実施する。

皮切りとして日本橋三越本店ではまず、三井高利の生誕地・松阪を特集し、「三重展」(4月5日~10日)を、続いて大型連休中には「イタリア展」(4月26日~5月8日)を開く。大創業祭の詳しい内容やその他の企画も今後、順次発表する。

三井越後屋は明治期に再建を託された三井銀行(現三井住友銀行)出身の支配人・日比翁助が「デパートメントストア宣言」を行い、日本初の百貨店「三越呉服店」に改組。昭和3年(1928)、正式名称を「三越」に改めた。

三越創業350周年特設サイト

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