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SMFLが航空機リース世界2位へ
1,900億円投じゴスホーク買収

三友新聞 2022年6月2日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)傘下の航空機リース会社・SMBCアビエーションキャピタル(SMBCAC、アイルランド・ダブリン)は、アイルランドの同業・ゴスホーク社を買収する。SMBCACが15億米ドル(約1,900億円)を投じてゴスホークの株式を取得し、今秋から今冬を目途に完全子会社化する。

コロナ禍で航空業界の旅客需要は減少しているが、今後は回復・成長が見込まれるとして、先行して業容拡大を図る。ゴスホークはアイルランドに主要拠点を置く独立系会社。SMBCACと同様、流動性の高いナローボディー機材が中心の良質なポートフォリオを持つ。

SMBCACは現在533機、ゴスホークは176機を保有・管理しており、合計で700機を超える。発注分も含めると買収後は1,000機規模となり、業界2位となる見込み。

なお、ウクライナ・ロシア情勢により、ロシア機材については買収の対象外としている。

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