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三井化学が来年3月に本社移転
三井不動産が開発する東京ミッドタウン八重洲へ

三友新聞 2022年5月26日号 より]

三井化学(橋本修社長)は来年3月、三井不動産(菰田正信社長)が開発する東京ミッドタウン八重洲に本社を移転する。移転を機に、様々な施策を推進してきた働き方の自由度をさらに高め、組織を超えた社内外との積極的な交流を促す。

現在、三井化学は2003年に竣工した港区東新橋の汐留シティセンターに入居。東京ミッドタウン八重洲では17階〜19階に入る。八重洲には同社のほか子会社のプライムポリマー(藤本健介社長)を移転させ、その他の関係会社の移転も検討している。

三井化学は、テレワークの拡大や服装の自由化など様々な働き方改革の施策に取り組んでおり、社員のエンゲージメント向上とDX推進が適う場所として、移転先に東京ミッドタウン八重洲を選んだという。

東京ミッドタウン八重洲の完成イメージ

移転後は、社員数の7割が出社する想定のフロア設定とし、フリーアドレスや紙資料の電子化等を進める。また、新オフィスにはDX推進加速のための高速通信設備を設置する考えで、ビル自体も高いBCP機能を備えていることから、業務継続性により優れた本社機能を発揮させる。

東京ミッドタウン八重洲は東京駅前の八重洲地区再開発の一環として開発が進められており、今年9月に地下の店舗とバスターミナルを先行開業させ、来年3月にグランドオープンを迎える。

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