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日本橋三越本店に文具専門店オープン
高級万年筆など3,000本超を販売

三友新聞 2022年3月3日号 より]

日本橋三越本店は本館5階に文具専門店の「ステーショナリーステーション」をオープンさせた。東京・青山で筆記具専門店「書斎館」を手掛ける久菱成文堂が新業態として開店したもの。元々、三越本店には長年、文具専門店があったが改装の過程で2年半前に閉鎖しており、来店客からは文具の品揃えを望む声が多く寄せられていた。

高級筆記具が並ぶ店内

高級筆記具は約30ブランド・約3,000本を常時販売する。人気の海外ブランドの仏ウォーターマンや英パーカー、米クロスなどはもちろん、知る人ぞ知るブランドも取り扱う。高級筆記具の中心価格帯はボールペンが1万5,000円から3万円、万年筆が3万円から5万円。三越限定の万年筆もあり、蒔絵を施した「ナミキ」の万年筆には100万円を超える最高級品もある(受注生産限定)。ほとんどの商品は試筆が可能。春以降は万年筆の名入れや修理も受付ける。

高級筆記具以外にも手帳や革小物、便せん、祝儀袋、ノートなど種類も豊富にあり、子ども向けや一般の文具も含めて100円台から商品を置く。

3月2日から15日までは文具フェアとして三越本店本館5階で「万年筆祭り・インク沼祭り」を開催中。限定万年筆やガラスペンなどに加えて約1,500種類ものインクを紹介する。

「ナミキ」の高級蒔絵万年筆

万年筆祭り・インク沼祭り

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